こんにちは!
当ブログへご訪問いただきましてありがとうございます!
きょうは
清水俊史著
『ブッダという男ー初期仏典を読みとく』 ちくま新書
を読みましたのでその感想等を書いてみようと思います。
読もうと思ったきっかけ
このブログでもご紹介しましたが
昨年ティク・ナット・ハンさんの著書(仏教)を読んでから
急に初期の仏教やブッダ以前のインド哲学宗教に関することに興味が出てきました。
すでに一定の関連書籍は読んでいるものの、
初期仏典を知るためにはどんな経典書籍から読めばいいのか
イマイチわからずにいました。
そのためのガイドブックのようなものを探していたからです。
読んでみて
この本はそんな私のニーズにピッタリの本でした。
読みたい本、読んだらいい本が分かったからです。
この本は大きく3部の構成となっています。
3部のタイトルを抜粋引用しますと
第一部 ブッダを知る方法
第二部 ブッダを疑う
第三部 ブッダの先駆性
参考文献ーより深く学ぶために
という構成となっています。
感 想
一部から三部、参考文献とありますが
私は第三部と参考文献がとても参考になりました。
そしてこの本を読んで一番良かったと思うことは
次に読むべき本を大量に“仕入れる”ことができたことでした。
それは最後に記載の参考文献の項目でかなり詳しく紹介がされていたからです。
ですから現時点において急にたくさん読みたい本がでてきて
個人的にとてもうれしく思っています。
どの本を読めばいいかのガイドを手に入れたからです。
この本は私と同様に初期の仏典に興味があるものの
どの経典や著書を読めばいいかのハッキリ分かりかねている方に
最適だと思います。
私が個人的に参考になった点は無我についてでした。
私は仏教でいう無我ということについて少し疑問を抱いています。
本当に無我ということなのか、
ブッダは本当にそのように話したのだろうか?
わたしは、ブッダが伝えたのは必ずしもそのような意味ではなかったのではないのか?
という疑問を私は抱いているからです。
わたし自身は結論もでていませんしよくわかっているわけではありませんが
文献の紹介やこの本に記載のされていたことなどから
すこし手がかりを得ることができ、良かったと思っています。
簡単ですが
きょうは『ブッダという男ー初期仏典を読みとく』 清水俊史著をご紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ラッキーなことがたくさん訪れますように!!