こんにちは!
当ブログへご訪問いただきましてありがとうございます!!
きょうは前回アジャシャンティ著の『あなたの世界の終わり』をご紹介しました。
もう一冊アジャシャンティ著の書籍をもっていますので再読しました。
「この本もやはりいいな」と思いましたので今回ご紹介します。
本の基本情報は
『大いなる恩寵に包まれて 苦悩の終わりについての洞察』
アジャシャンティ著 坪田明美訳
発行所:株式会社ナチュラルスピリット
2013年8月9日 初版発行
この本に記載されているテーマについてですが、
編集者と著者のアジャシャンティと電話で話した内容ということで、
わかりやすく書かれている部分がありますので、その部分を引用します。
本の冒頭部分にある編集者挨拶より引用
「教えるたびに、教えの中で基本が一番大切だということがわかってきました。
最も重要なスピリチュアルな洞察について明確な形で話すと、新しくスピリチュアルな道に入ってきた人にもその道で年季の入った人にも、大きな助けになることがわかるのです」
この本は2009年にそのための講話をもとに書かれたようです。
つまりアジャシャンティがとらえているスピリチュアルな道の基本について書かれた本となります。
この本を読んでまず思ったことですが、
「今の私、いやもっと以前からの私に必要なことが書かれていた!!本だ」と思いました。
以前に読んだときには、なぜかあまり気づかずにスルーしてしまったようです。
本のサブタイトルにもある、苦悩の終わりについての洞察が書かれています。
その苦悩が発生するメカニズムについてわかりやすいことばで書かれている本です。
わかりやすいことばで書かれているのですが、
後半部分は実のところ私はよくわかっていません。しかしとても参考になりました。
苦悩が生じるメカニズムについてですが、私のことばで一部をまとめると
・人生(自分自身や他人や状況など)をコントロールしようとすると ⇒ 苦悩する
・過去にあったことに対して抗うと ⇒ 苦悩する
・人や出来事、今現在の自分自身の状況などに対して
「違う」などと抵抗すると ⇒ 苦悩する
・自分はこうなりたい、あーでありたい、などと もがくと ⇒ 苦悩する
つまり今現在のことや過去にあったことに対して(自分自身や他の人)
そのままを心理面で受け入れられずにいると、どうしても苦悩を生み出してしまうということである、と私はそのように理解しました。
なのでそれがなんであったとしても、
いいと思うことでもそう思わないことでも、
それが正しいことでもそうでなかったとしても、
どんなに自分がそれを主張することが理にかなったことだとしても、
今から変えることができないことに対して、抵抗すると(心の中だけだとしても)、
⇒分離意識になるので、
⇒苦悩することになってしまいます、ということだ理解しました。
ですから、どのようなものであったとしても
変えられないものや出来事には抵抗することは非常に無益なことであり、
無益なだけではなく、それにより大きな損失を生み出してしまうことになるので
ただすべてを受け入れるようにすればいいのだ、と理解しました。
それが実利的にも心理面においても最も適切な行為である、と。
わたしなりに簡単に説明するとこのようなことだと思いました。
全然うまく書けなくてすみません。
自分自身が全然そのようになっていないものですからご容赦くださいませ。
このように見ていくと、今も昔もそして未来においても
ほとんどすべての人に苦悩があるというのも、当然なことだと思いました。
なぜならどんなに豊かなでどんなに恵まれた人でも、
なかなかすべてをそのままでOKと思える人はほとんどいないと思うからです。
ましてやそうでない人が、すべてをそのままの出来事や人や自分に対して、
何の判断を加えることなく受け入れることは至難の業だと考えるためです。
というわけでこの本は苦悩の終わりについての洞察について書かれている本です。
苦悩のメカニズム、発生のパターンや解消法など詳しく知りたい方には
おすすめな本と思います。
きょうは前回につづいてアジャシャンティの本をご紹介しました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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